7月のみちのくあかね会shop開店日です。
オンラインショップも無事にリニューアルオープンしました。
リアルもネットも、
どちらもぜひのぞいてみてください!
みちのくあかね会は戦後、夫を失った女性が暮らしの糧を生み出すための授産施設として始まりました。昭和33年に「盛岡婦人共同作業所」が発足し、そこで製造されたホームスパンを販売するため昭和37年に「株式会社みちのくあかね会」が設立されました。創業60年を越える現在に至るまで、製作のすべての工程はもちろん運営もすべて女性だけで行われている由縁です。
みちのくあかね会のこれまでのいろいろ
2014年「もりおか暮らし物語賞」受賞!
これは盛岡市の魅力を県内外に発信する「盛岡ブランド」の推進に寄与しその功績が顕著である人や団体に贈られる賞です。
これからも歴史あるホームスパンの魅力を伝え続けていきたいと思っています。
皇室へ服地を献上させていただきました。
昭和59年、平成2年、それぞれの年に、心をこめて手紡ぎ手織りした服地を献上させていただきました。
右は、その時の設計書と生地の見本です。
この服地で作ったジャケットを着用されたお姿が、冊子にて紹介されておりました。
今年の秋から冬にかけてのイベント情報が出そろいました!
毎年出店させていただいている場所から、はじめましての場所まで。
今年もホームスパンをたくさん揃えて伺います!
この機会にぜひ、ホームスパンのあたたかさ、軽さ、やわらかさをお手に取ってお確かめください!
2025年
・8/27(水)~9/1(月) 【名古屋】 「第6回 岩手県の観光と物産展」
名鉄百貨店 本店7階催事場(10:00~20:00 最終日~18:00)
・9/17(水)~23(火)【東京】 日本橋高島屋「大東北展」
日本橋高島屋 8階催事場(10:30~19:30 最終日~18:00)
・10/16(木)~20(月) 【盛岡】 「もりおか味と工芸展」
川徳7F ダイヤモンドホール(10:00~19:00 最終日~17:00)
・11/1(土)~2(日) 【盛岡】 「Meets the Homespun」 岩手銀行赤レンガ館
・11/13(木)~16(日) 【東京】 いわて銀河プラザ イベントコーナー
銀座5丁目15-1 南海東京ビル1階(10:30~19:00 最終日~16:00)
・12/3(水)~9(火) 【東京】 「ホームスパンの心地よさ~みちのくあかね会~」
丸善日本橋店 地下1階イベントスペース(9:30~20:30 最終日~16:00)
・12/10(水)~19(金)【千葉】 「手仕事 和と洋のリエゾン」 (展示販売のみ)
千葉県我孫子市本町3-2-1 ABBY CUORE(10:00~18:00)
みちのくあかね会のホームスパンマフラーはすべて手作業で作られています。
染め、紡ぎ、織りはそれぞれの工程に分かれて担当しています。
作るものによって羊毛の種類を選ぶ。
原毛を染料で染める。
手で毛の固まりをほぐす。
カード機に通し繊維をそろえる。同時に混色も行う。
回転をかけ、太さと撚りを調節しながら糸にする。
たて糸の幅の必要な本数と長さを整え、巻き取る。
たて糸を織りのデザインに合わせて通し、機にセットする。
シャトル(ひ)を使い、たて糸によこ糸を組み合わせて布に織る。
織り違いや結び目が無いかチェックし、手直しをする。
お湯に入れて軽く押し洗いし、生地の風合いを出す。
「HOME」家で 「SPUN」紡いだ
羊毛を 手染め 手紡ぎ 手織りした
軽く温かい ざっくりとした風合いの織物
岩手のホームスパン技法は
大正・昭和にかけて農家の副業として定着し
現在は地場産業として生き続けている
その感触は肌に馴染み
丁寧な作りは長くの使用に応える